十二支占いというと、年単位の鑑定結果になるので、いまいち信憑性に欠けることがあります。しかし、本当に当たらないのかどうかは何とも言えません。本記事では、本当に当たらないのかどうかということと、それを活かす方法を解説しています。
大雑把な鑑定結果しか出ないから
十二支占いと言えば、1つの干支が1年に該当するので、12個ある干支が1周するためには、12年かかるということです。そのため、2000年生まれの人と2012年生まれの人は同じ干支になるので、この人たちは同じような特徴を持つことになります。それが信憑性があるのかどうかは何とも言えないところがあるでしょう。
干支を知るためには、生まれた年さえ分かれば良いので、相手の相性などを簡単に確かめられるところは良いところです。お互いの干支の相性などを確かめれば、相性の有無なども簡単に分かります。簡単に自分の性格の特徴だけでなく、相手との相性も分かるので、何よりも手っ取り早いでしょう。
年単位の鑑定になってしまう
今はやっている星座占いの場合は、1年を12に分けているので、大体1ヶ月位の区切りになっています。それに対して、干支は1年の区切りになっているので、たとえば1987年生まれの人は全て同じような特徴になってしまうということです。1987年生まれの人は同じ性格かというとそういうわけではないでしょう。
年単位の鑑定になるので、今日は辰年の人が運勢が良いと言われても、なんとなく信憑性がないなと思ってしまうでしょう。また、今年は辰年の人が運勢が良いと言われていても、1年は365日あり、その中でも紆余曲折あるので、そういう意味で大雑把と言われても仕方がありません。
12年ごとのくくりになる
12干支あるので、12のくくりで分けられることになります。その1年の間に生まれた人たちと12年前後・24年前後というように、12年区切りで同じような特徴に分類できるということです。実際に同じように分類できるのかというと、そういうわけではありません。お金持ちの家庭で生まれた人と家庭環境が厳しい人とで、生まれた年が同じというだけで同じような特徴にならない可能性が高いでしょう。
アバウトな割に当たっていることを実感できる
十二支占いは、以上見てきたように大雑把な鑑定結果にならざるを得ないのは分かるところです。ただ、大雑把な鑑定結果だということをはじめから認識できれば、それをうまく活用するところに持って行けば良いということです。
干支というのは12個あり、それをうまい具合に動物の特徴にあてはめたものになります。その特徴に科学的な根拠があるわけではないですが、古くから使用されていることもあって、案外あたっていると実感できるものもあるのではないでしょうか。アバウトな割に当たっていないわけではなく、アバウトゆえに当たっていると実感できるはずです。
たとえば、ねずみ年の人は、社交的で適応能力が高いと言われています。そのため、堅実とか忍耐強い、温厚などのキーワードが当てはまります。ねずみ年の人が、全てそういう特徴に当てはまるわけではありませんが、元来そういう特徴を持っているということです。元来ある特徴よりも、生まれ育ってきた環境のほうが影響が大きいので、干支ごとの特徴が当てはまりにくいことがあるでしょう。
必要ならば別の占いと組み合わせる
干支だけではどうしても限界がありますので、他の占いを組み合わせることで、もっと確実な鑑定結果にすることが可能です。干支にプラスして星座占いや血液型占い、タロット占いなど自分の好きなものを組み合わせてみるとよいでしょう。